SDGs

SDGsとは

SDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称で、2015年9月の国連サミットで採択された、貧困や格差、気候変動など様々な問題に対して持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。国連サミットにおいて「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げれられ、全ての加盟国が合意しました。2030年を達成期限として、17のゴールと169のターゲットから構成されている国際目標です。 SDGsは、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。発展途上国だけの問題ではなく、先進国も含めたすべての国における普遍的な目標として世界各国が協力し、目標達成に向けて取り組みを行っています。

センターからのメッセージ

日本の紙リサイクルは国民の分別意識の高さや善意に支えられ、また長年にわたる関係者の努力の結果、資源の有効利用や廃棄物の減量化といった循環型社会の形成にも大切な役割を果たしてまいりました。その流れの中で1974年3月設立の古紙再生促進センターは、消費者や事業者を始めとした紙リサイクルに関わる多様なステークホルダーの皆様とともに、広報啓発、調査研究等の事業を通じた古紙の回収や利用の促進に向けた約半世紀弱の歴史を積み重ねております。これは時代が経過し社会が進展してきた現在も変わらず、むしろ様々な社会課題が深刻化し、国際社会がSDGs(持続可能な開発目標)の達成など持続可能な社会の実現を目指す中、原点に立ち返ったセンター活動がより一層重要になると考えております。

古紙再生促進センターは2024年の創立半世紀の節目に向け、活動を支えていただいている皆様とともに、まずは紙リサイクルとSDGsとの関連性を再確認することをスタート、更に多様な立場の方々との連携を生み出す共通言語ともいえるSDGsを通じた小さな連携の積み重ねを大きな力に繋げ、日本の紙リサイクルの更なる発展を目指してまいります。

今後の展望