古紙品質安定対策事業

紙リサイクル促進や、廃棄物の減量の観点から、各地で古紙の回収が進められています。資源として古紙を安定して使用するには、禁忌品(紙の原料にならない異物)の混入を防止し、古紙品質の維持・向上を図ることが大切です。こうしたことから当センターでは古紙品質の安定を図る事業を展開しています。

古紙品質調査事業

製紙会社の協力のもとに、古紙開梱組成調査を実施し、禁忌品混入の状況を確認し、古紙の品質状況について広く提供しています。

古紙品質情報ネットワークの運用

製紙工場での品質トラブル情報を製紙会社及び古紙問屋に伝達し、情報の共有を推し進めるとともに、必要な措置を決定しています。

個別古紙品質対策

昇華転写紙、感熱性発泡紙、臭いのついた紙、ロウ引きダンボールなど紙製品の品質トラブルの原因となる禁忌品の混入防止策として、分別の徹底などを古紙の排出者・回収業者・地方自治体にお願いしています。

「禁忌品」等の啓発資料はこちら