数字で見る古紙再生

日本の古紙回収率

79.5%
※2022年

1970年当初40%弱であった古紙回収率は、
環境問題・ごみ減量施策と
集団回収・行政の資源回収拡大等を経て、
古紙を出してくれる皆さまのおかげで、
現在、高い回収率に達しています。

約50年間で古紙回収率は2倍になったんだね!まさにリサイクル先進国!

出典:経済産業省「紙・パルプ統計年報」、「紙・印刷・プラスチック・ゴム製品統計年報」、財務省「貿易統計」

各国の古紙回収率(2021年時点)

日本の古紙回収率は、世界平均を大きく上回っているんだね!

出典:経済産業省「紙・パルプ統計年報」、「紙・印刷・プラスチック・ゴム製品統計年報」、
財務省「貿易統計」、RISI「Annual review of global pulp & paper statistics, 2021」

日本の古紙利用率

66.3%
※2022年

1970年当初34%程度であった古紙利用率は、
日本が世界に誇る「分別」によって品質の高い古紙(製紙原料)
を維持し、古紙を製紙原料に作り上げる古紙問屋や
その製紙原料を使いこなす製紙会社の
努力によって、現在約66%にまで達しています。

出典:経済産業省「紙・パルプ統計年報」、「紙・印刷・プラスチック・ゴム製品統計年報」、財務省「貿易統計」

海外でも使われている日本の古紙

古紙輸出量
183
トン!

※2022年

2000年以前は回収された古紙はほぼ国内で消費されていました。
2000年から古紙回収量が国内消費量を上回るようになりました。
ちょうどその時期から中国をはじめ、
東南アジアの各国で製紙産業が盛んになり、
各国内で賄えない古紙を日本や欧米から輸入するようになりました。
そのため、日本国内で消費されない古紙は海外に輸出され、
世界の紙リサイクルを支えるようになっています。

回収した古紙の内、約90%が国内で消費、約10%が海外で消費されています!

出典:経済産業省「紙・パルプ統計年報」、「紙・印刷・プラスチック・ゴム製品統計年報」、財務省「貿易統計」